SCHDとは何かを自分なりに整理してみる

時は2024年9月末

楽天から販売された投資商品である楽天SCHD

後を追うようにSBIからも発売されたSCHD

発売前から各所より期待をされていたこの商品

私も高配当投資をするにあたり、

この商品への関心は非常に強く

ようやく成長枠の軸に出来る高配当ETFが来たかと心浮かれていたのを覚えています。

そんなSCHDを今回は整理してみたいと思います。


目次

■ SCHDとは何か

SCHDとは

楽天証券から販売されている

「楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」

SBI証券から販売されている

「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」

の事です。

このファンドは、米国の資産運用会社チャールズ・シュワブが提供している

高配当ETF SCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF) に連動する投資信託となります。

元々は米国ETFであるSCHDを

直接購入する必要があり、
為替や米国株取引の知識が必要な商品でした。

楽天やSBIが投資信託として販売したことで、

日本円のまま間接的に投資をすることができるようになりました。


■ メリット

■ 高い増配率

SCHDの最大の強みは、高い増配率にあります。

直近10年間の平均増配率は 、

約11%前後 と非常に高く

2011年の設定以来、一度も減配することなく増配を続けています。

そのうえで直近の配当利回りは 3〜4%程度
安定した配当と増配を両立したETFとして人気を集めてきました。

そのため発売前から
SNSやYouTubeなどでも大きく話題になっていた商品でした。


■ 銘柄の厳しい選定基準

なぜSCHDが安定した配当、そして増配を続けることが出来るのか。

その理由は、銘柄の選定基準にあります。

まず入口となる条件として

10年以上配当実績のある企業であること
一定以上の時価総額と流動性を持つ企業であること

この条件を満たした企業だけが、投資対象の候補となります。

つまり入口に立つ時点で、

すでに一定以上の優良企業に絞られているのです。

さらに、その中からさらに選別が行われます。

キャッシュフロー対総負債比率

借金に対してどれだけ現金を稼いでいるか。
負債を返済しながらも配当を出せる余裕がある企業かどうかを確認します。

自己資本利益率(ROE)

企業がどれだけ効率よく利益を出しているかを見ます。

配当利回り

配当が高いということだけでなく、ランキング上位に入る必要があります。

5年間の増配率

過去5年間でどれだけ配当を増やしてきたかを評価します。

これらの指標を元にスコアリングされ、
最終的に上位100銘柄が選ばれています。

また、1つの銘柄が 最大でも約4%程度
同セクターで 25%以上にならないように分散 されています。

そしてこの構成は年に一度リバランスが行われ、
基準を満たさなくなった企業は入れ替えられていきます。


■デメリット

当然ながら、良い点があれば弱点も存在します。


■ 米国集中投資である

まず一つ目は米国への集中投資であることです。

確かに優良企業の中からさらに厳選された企業へ投資するETFではありますが、
投資対象が米国企業に限定されている以上、世界分散という意味では偏りがあるとも言えます。

また、100銘柄という構成のため、
他の米国高配当ETFであるVYMなどと比較すると、分散の面ではやや少ないとも言えます。


■ 再投資の際にはインデックス投資に比べ不利

楽天SCHDは分配型の投資信託であるため、

受け取った配当を再投資する際には
税金分だけ効率が下がる場面があります。

加えて、NISA口座で再投資をする場合、
その分だけ新たにNISA枠を消費してしまうという点もあります。


■ 信託報酬がインデックス投資より高い

また、信託報酬が人気のインデックス商品と比べると少し高いという点もあります。

楽天SCHDの信託報酬は年率0.12%程度
分配型の投資信託としては非常に低コストで

優れた水準です。

しかし、人気のインデックス投資であるオルカンでは約0.05%程度

さらに低い信託報酬になっています。

そのため、長期投資になればなるほど
この信託報酬の差は少しずつ影響してくるかもしれません。


■ ハイテク比率が低い

そしてSCHDは、その厳しい選定基準ゆえに
ハイテク企業の比率が低くなっています。

そのため、S&P500のような指数と比較すると
大きなキャピタルゲインは狙いにくいという特徴もあります。


■まとめ

こうして整理をしてみると

やはりNISA枠であれば、インデックス投資の方が利点は多いのかもしれません。

私自身も、そう感じる部分はあります。

それでも、私はSCHDを成長投資枠で保有しています。 理由はとても単純です。

「今」を捨てたくないから。

将来のために積み上げていくことは大切です。

でもそれと同時に、今を感じながら投資を続けていきたい。

インデックス投資の方が効率が良い。

そう比較されることも多い高配当ETFですが、

私は

2つとも役割の違う投資商品だと思っています。

インデックス投資との一番の違いは、
定期的にお金が入ってくることです。

いわゆる分配金です。

このお金は

再投資をしても良いし、
生活費にしても良い。

たまのご褒美に使うことも出来ます。

その時その時で、

自分で選べるお金になるのです。

効率を取るのか。
それとも余白を取るのか。

私は今のところ、

SCHDを持ち続けていこうと思っています。


私が楽天高配当シリーズを購入している理由

について触れた記事です。

楽天・高配当3兄弟という選択

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