毎年、りんごを実らせる
しっかりと育った木があります。
その隣には、
まだ植えたばかりの、
名前も決まっていない新種の苗木があります。
りんごの木は、
毎年安定して実をつけ、
決まった利益をもたらしてくれます。
一方で、
苗木の方は、
どんな実をつけるのか、
どんな味がするのかも分かりません。
もしかしたら、
りんごよりも甘くて、
誰もが欲しがるような
魅力的な果実がなるかもしれません。
この2つに価値をつけるとすると、
りんごの木は、
「りんごが100個なっているから、
この木は10万円だね」
といったように、
目に見える成果で値段が決まります。
そして、
毎年実をつけるからこそ、
嵐が起きても、
その価値は大きくは崩れません。
一方で苗木は、
「この木からなる実は、
とても甘くて美味しいらしい」
そんな噂や期待で、
10万円にも100万円にも価値が上がります。
しかし、
嵐が来て苗木が折れそうになったり、
本当に育つのか分からなくなったときには、
その価値は大きく下がります。
この“りんごの木”が、
バリュー株です。
すでに成長していて、
安定した売上や利益を出している企業。
だからこそ、
目に見える成果で価値が決まり、
大きくは崩れにくい特徴があります。
そして“苗木”が、
グロース株です。
AI産業のように、
これから伸びそうではあるけれど、
まだ安定した売上があるわけではない企業。
「将来すごいことになるかもしれない」
という期待で、
価値がどんどん上がっていきます。
だからこそ、
その期待に不安が生まれたとき、
価値は大きく下がることがあります。
どちらの木を持つのが正しいのかは、
分かりません。
そんな中で私は、
りんごの木を育てながら、
新しい果実も少しずつ育てていく。
そんな形が、
自分には合っていると感じています。
バリュー株とグロース株の違いとは?
つまり、大きな違いは
今の価値と、未来の価値です。
グロース株は、
未来の価値を先に買っているからこそ、
上がりやすく、
同時に大きく下がることもあります。
一方でバリュー株は、
今の価値で評価されているため、
市場が不安定なときでも、
比較的下がりにくい特徴があります。
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