自分の好きな味付けと、
他人の好きな味付けが違った。
そんな経験、
ありませんか?
自分はもっと濃い味が好きだったり、
逆に、薄味のほうが落ち着く人もいる。
味付けは、人それぞれ。
私は、そう感じることがよくあります。
そして、
それは投資も同じだと思っています。
リターンが大きい代わりに、
リスクも大きい商品を好む人。
リターンは控えめでも、
安定した商品を好む人。
料理でも、
レシピ本の通りに作っても、
「少し薄い」と感じる人もいれば、
「ちょうどいい」と感じる人もいる。
その感じ方は、
人それぞれです。
だからこそ、
ネットで「これが正解」と言われている
ポートフォリオがあったとしても、
それが自分に合うとは限りません。
大切なのは、
そこから少しずつ調整して、
自分の味にしていくこと。
その調整こそが、
ポートフォリオであり、
リスク許容度なのだと、
私は思っています。
例えば、
少しだけ理想よりも早く進みたいから、
リスクを取りにいく。
あるいは、
安心を優先したいから、
現金の比率を少し高める。
その選択は、
人によって違って当然です。
大切なのは、
ただネットの情報に乗るのではなく、
それを一つの“選択肢”として、
自分が納得できる形を選ぶこと。
だからこそ、
長く、安心して
投資を続けていけるのだと思います。
ポートフォリオとリスク許容度
インターネットには、
「現金はこれだけあれば十分」
「あとはインデックスに投資して放置」
そんな考え方が、よく書かれています。
確かに、
過去のデータをもとに考えれば、
それが効率的な方法なのかもしれません。
しかし、
住む場所や家庭環境は、
人それぞれです。
10人いれば、
10人とも違う環境で生活しています。
そんな中で、
全員が同じ選択を
できるでしょうか。
子どものために投資をする人もいれば、
自分のためだけに投資をする人もいます。
都会に住む人もいれば、
地方で生活する人もいます。
それだけでも、
残しておくべき現金の量は、
大きく変わってきます。
つまり、
リスクを取れる範囲が、
人によって違うのです。
例えば、
オルカンとS&P500を
両方持つ人。
S&P500だけにする人。
オルカンだけにする人。
両方持つくらいなら、
どちらかに絞った方が効率的
そういう考え方も、
確かに理解できます。
でも、
両方持っている方が
安心できる人もいます。
その“安心できるかどうか”という感覚こそが、
個人ごとのポートフォリオであり、
リスク許容度なのだと、
私は思っています。
だからこそ、
正解を探すのではなく、
自分に合った形を
見つけていくことが大切なのだと思います。
皆さんが、
自分に合った「味」を
見つけられることを願っています。
そして、
その味を、これからも無理なく
続けていけるといいなと思います。
長期的な運用成果の9割は
アセットアロケーションで決まると
言われています。
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