SDYとは何か|自分なりの整理

SDYとは? 実績で語るETF

米国高配当ETFの中でも、
長い歴史と、並外れた実績を持つSDY。

派手さはありません。
SNSで大きく話題になることも少ないです。

しかし、
数々の暴落を乗り越えてきた、
抜群の実績を持つETFです。

今回は、
そんなSDYについて、
自分なりに整理してみようと思います。


目次

■ SDYとは何か

SDYとは、

米国の資産運用会社ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが運用する、

「SPDR S&P Dividend ETF」のことです。

連動指数は、

「S&P高配当貴族指数」

と呼ばれるものです。

そして、この指数に選ばれる条件は、
非常にシンプルです。

20年以上、配当を増やし続けていること。

条件は、たったそれだけです。

しかし、この「20年以上」という条件は、
想像以上に厳しいものです。

ITバブル崩壊。
リーマンショック。
コロナショック。

そうした数々の暴落や不況を乗り越えながら、
それでも配当を増やし続けてきた企業だけが、
このETFに組み入れられます。

現在の組入銘柄数は、約155銘柄です。

SDYは米国ETFのため、
基本的にはドルで購入する必要があります。

SCHDのように、
日本円で購入できる投資信託は、
現時点では販売されていません。


■ メリット

■ 20年以上の連続増配という圧倒的な実績

SDY最大の特徴は、
この厳しい選定基準にあります。

20年以上。

言葉にすると短く見えますが、
実際には非常に長い年月です。

その間には、

  • ITバブル崩壊
  • リーマンショック
  • コロナショック

など、数多くの暴落がありました。

それでも、配当を減らさず、
増やし続けてきた企業だけが残っています。

つまりSDYは、

「どんな時代でも、株主還元を続けてきた企業」

の集まりとも言えるETFです。


■ 安定した配当利回り

SDYの配当利回りは、
おおよそ2〜3%前後で推移しています。

利回りだけを見ると、
特別高いETFではありません。

しかしSDYの魅力は、
「今の利回り」だけではなく、

「これからも増え続ける可能性のある配当」

にあると感じています。

長い歴史の中で、
実際に増配を続けてきた。

その実績が、
安心感につながっています。


■ 幅広い業種への分散

SDYは、

  • 資本財
  • 生活必需品
  • 公益
  • 金融
  • 素材

など、幅広い業種へ分散されています。

そのため、
特定の業種が不調になった場合でも、

他の業種でカバーされやすい構成になっています。

20年以上増配を続けてきた企業を集めると、
自然と幅広い業種へ分散される。

SDYは、
そういうETFなのかもしれません。


■ デメリット

■ ハイテク株がほとんど含まれない

SDYは、
20年以上の連続増配を条件としているため、

歴史の浅いハイテク企業や、
成長を優先して配当を出さない企業は、
基本的に組み入れられません。

そのため、

S&P500やNASDAQのような指数が
大きく上昇する局面では、

値上がりの恩恵を受けにくい場面があります。

SDYは、株価の爆発的な成長よりも、
配当の安定性を重視したETFです。


■ 増配率は比較的ゆるやか

SDYは、

「どれだけ速く増配するか」

よりも、

「どれだけ長く増配を続けてきたか」

を重視しています。

そのため、
SCHDなどと比較すると、

増配率そのものは、
やや控えめな傾向があります。

ゆっくりでも、
長く増え続ける配当を重視したい人向けのETFだと感じています。


■ 信託報酬がやや高め

SDYの経費率は、
0.35%(2026年時点)です。

他の高配当ETFと比較すると、
やや高めの水準になっています。

長期保有を前提とする場合、
コスト差も、少しずつ積み重なっていきます。


■ まとめ

SDYをひと言で表すなら、

「嵐をくぐり抜けてきた、最強のベテラン」

そんなETFだと思っています。

派手さはありません。

急激に株価が伸びるタイプでもなく、
SNSで大きく話題になる商品でもありません。

しかし、

ITバブル、リーマンショック、コロナショック。

そうした数々の暴落を乗り越えながら、
それでも配当を増やし続けてきた。

その実績は、
他のETFにはない強みだと感じています。


厳格な選定基準を持つSCHD。
幅広く分散するVYM。
データを元に守りを固めるHDV。

それぞれに強さがある中で、
SDYの守りは、また違う性質のものです。

データだけでは語れない、

「実際に乗り越えてきた」

という事実。

リーマンショックを含む、
数多くの暴落を越えながら、

それでも配当を増やし続けてきた。

その一点だけでも、
SDYは十分に価値のある商品だと、
私は思っています。


資産形成の後半。

「安定した収入」を、
少しずつ意識し始めた時。

あるいは、
市場が荒れている時ほど、

配当を届け続けてくれる存在が欲しくなった時。

SDYは、
その時のために、
ずっとそこにいてくれるETFなのかもしれません。

長く持てば持つほど、
その価値が伝わってくる。

SDYは、そういう商品だと感じています。


その他の高配当ETFについても

自分なりに整理をして綴っています

SCHDとは何か|自分なりに整理

HDVとは何か|自分なりの整理

SPYDとは何か|自分なりの整理

VYMとは何か|自分なりの整理


※SDYについて詳しく知りたい方は、

State Streetの公式ページもご覧ください。
SPDR S&P Dividend ETF(SDY)|State Street

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