前々から、
ずっと考えていることがあります。
ナスダック100を、
ポートフォリオに入れるかどうか。
今年、
大きな上場が続きそうです。
SpaceX。
OpenAI。
Anthropic。
いずれも、
時代を動かすかもしれない企業たちです。
私は今、
成長のコアに、
S&P500を置いています。
でも、
ここにひとつ大きな問題があります。
S&P500は、基本的に、
黒字企業しか組み入れられない。
つまり、
どれだけ巨大な企業でも、
赤字のうちは、
入ることができないのです。
その現実を、
過去が証明しています。
テスラです。
テスラは2010年に上場しました。
しかし、
S&P500に組み入れられたのは、
2020年。
10年間、
ずっと外に置かれていたのです。
その間、
ナスダック100には、
入っていました。
そして今、
S&P500側も、
さすがにそれを問題視しています。
現在、
上場後の待機期間を、
1年から6ヶ月に短縮する。
そんなルール変更が、
検討されています。
さらに、
メガキャップ企業については、
収益性の要件を、
一部緩和する案も出ています。
ただ、
S&P500は、
ナスダックほどのリスクは取れません。
S&P500には、
約24兆ドルもの資金が連動しています。
それだけ巨大な指数だからこそ、
採用基準を緩めすぎることは、
世界中の投資家への影響が、
大きすぎるのです。
一方、
ナスダック100は、
すでに動いています。
2026年5月1日から、
時価総額上位の超大型銘柄であれば、
上場から、
わずか15営業日で組み入れ可能になりました。
S&P500が、
「6ヶ月」を検討している間に、
ナスダックは、
「15日」という答えを出したのです。
そして私が考えるのは、
これだけではありません。
仮に、
ナスダック100で、
SpaceXを早期に持っていたとします。
その後、
S&P500が組み入れを決めた瞬間、
約24兆ドルの連動ファンドが、
一斉にSpaceXを買いに動く。
その買い圧力で、
株価は上がる。
実際、
テスラがS&P500への組み入れを発表した時、
株価は翌日だけで、
12%以上急騰しました。
その恩恵を、
ナスダック100を持っていれば、
受けられる可能性がある。
ただし、IPO直後が一番伸びた
という、企業も当然存在します。
S&P500への組み入れ後に必ず伸びる、
という訳ではありません。
それでも、
テスラのような企業がこれからも現れるとしたら。
そしてその恩恵を、
少しだけ取りにいける可能性があるとしたら。
それだけでも、考えるに値するのだと
私は思っています。
そして、
これからも、
同じような企業が、
現れるかもしれない。
S&P500も、ナスダックも、
長年変えてこなかったルールを、
今まさに変えようとしている。
そんな今だからこそ、
私も改めて、
自分のポートフォリオを眺めてみました。
iDeCoでオルカン。
成長枠で高配当ETF。
積立枠でS&P500。
S&P500の中身を分解すると、
ハイテク・成長系は、全体の約30%。
そこに、
VYMとSCHDを重ねると、
S&P500の、
守り寄りの部分を、
さらに上乗せしている形になります。
つまり、
攻めの駒が、
S&P500のハイテク部分の、
さらに一部だけ。
改めて見てみると、
驚くほど、
普通の学生でした。
まだ、数十年も積み立てるというのに、
光るところが無さすぎる。
守りが強すぎる。
まるで、
山椒のかかっていない、
麻婆豆腐のように。
スパイスが、
足りていなかったのです。
だからこそ私は、
S&P500のコアのうち、2割ほど。
全体で見れば、約7%を、
ナスダック100へ変えることを、
検討しています。
NISA枠内の最終元本は、
ナス100:120万
S&P500:480万
SCHD:500万
VYM:200万
楽天日本高配当:500万
このくらいの比率に、
していきたいと思っています。
もちろん、
S&P500と、
ナスダック100は、
銘柄が重複している部分もあります。
だから、
実質的な上乗せは、
もっと小さい。
でも、
守りを固めた上での、
全体の数%だけの、
未来への攻め。
悪くないバランスだと、
思っています。
ただ、
ひとつ悩んでいることがあります。
手数料です。
NISAの積立投資枠で、
ナスダック100を買える商品は、
現在、
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスのみです。
eMAXIS SlimのS&P500が、
0.09%程度なのに対して、
iFreeのナスダック100は、
0.49%程度
長期で見ると、
この差は小さくありません。
もし、
成長投資枠に余裕がある方なら、
もっと低コストな、
ナスダック100を選ぶ。
そんな選択肢もあります。
私は、
成長投資枠を、
高配当ETFで固めているからこその、
悩みでもあります。
それでも私は今、
この変更を、
かなり前向きに検討しています。
米国株は、
自分の生活リズムに合いません。
ましてや、
新規上場のIPO株となれば、
個別株で追いかけるリスクは、
大きすぎる。
でも、
時代を動かすかもしれない企業の初動を、
少しだけ取りにいきたい。
守り中心のポートフォリオに、
少しだけ、
未来への攻めを加えたい。
そのための、
スパイスとしての、
ナスダック100。
来月の積立日まで、
もう少し悩んでみようと思っています。

※こんな感じで考えています。
自分のポートフォリオは、
定期的に、
自分の味を見直しながら、
少しずつ、
一番しっくりくる形へ変えていく。
それが大切なのだと思っています。
私にとって今回は、
たまたま、
そのタイミングだった。
そんな気がしています。
・あなたの好きな味付け|ポートフォリオとリスク許容度の考え方
S&P500とナスダック100のルール変更については、
こちらの記事などを参考にしています。
英語記事ですがページ翻訳で読めるはずです。
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