ウォルト・ディズニーが、
昔は売れないショートムービーばかり出す、
赤字企業だったというのは、
有名な話です。
そんな、
たくさんの売れないムービーの中から、
たった一本のヒット作が生まれて、
ディズニーは、大きくなっていきました。
これは、
投資の名著である、
「サイコロジー・オブ・マネー」の中でも、
紹介されている話です。
ごく少数の、極端な出来事が、
全体の結果を、
決めてしまうことがある。
「テールイベント」と、
呼ばれるものです。
世の中には、
たくさんの会社があって。
そのほとんどは、思うようにいかず、
失敗していきます。
でも、
たった一握りの成功した会社が。
経済全体を、引っ張っていく。
実際、
こんな研究もあるくらいです。
アメリカの、
長い年月にわたる株式のデータを調べると、
6割近くの会社が、
生涯を通して見ると、
短期の国債にすら、勝てていない。
それでも、
株式市場全体が、
大きく成長し続けてきたのは、
ごく一部の会社が、
その分を大きく超えて、
稼ぎ出してきたからです。
私は、
だからこそ、
分散が大事なのだと、感じています。
どこの企業が
急成長するか分からないからこそ、
一つの企業に賭けるのではなく、
多くの企業に分散して投資をする。
そうすることで、
多くの企業が伸び悩んでも、
そのうちの一握りが多くの利益をだす。
そういう構造を作る。
それが大事であると思っています。
インデックス投資も、
同じような形をしています。
たとえば、S&P500は
今、
「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる、
ごく一部の会社の割合が、
非常に大きくなっています。
これは、
たくさんの企業の中から、
その数社の成長が、
どれだけ経済を引っ張ってきたかを、
よく表している気がしています。
そして、
S&P500の中でも。
失敗して、
指数から外れていく会社があり。
また、
新しい会社が、
入ってくることを、繰り返しています。
そうやって長い時間をかけて、
S&P500は、
上がり続けてきました。
このサイクルこそ。
多くの企業が失敗しても、
ほんの数パーセントの会社が、
経済を引っ張り、
伸ばし続けている。
その現れなのだと、私は思っています。
そういった分散を、
自動でやってくれるのが、
インデックス投資なのです。
広く長く持っていれば。
その会社が、どこであっても、
自分の資産の中に、
ちゃんと含まれているのです。
そして、その企業がどこか。
それは誰にも分かりません。
日本の企業であれば、
日々のニュースで分かるかもしれません。
でも、
他の国の企業では、それを知るのは大変です。
だからこそ、
私は米国株においては、
インデックスやETFで、
仕組みをそのまま買いたいなと思っています。
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