使う時期が、
だいたい決まっているお金ってありませんか?
養育費
住宅の頭金
車の買い替え
等の金額も、時期も、
ある程度は読めるお金です。
こういった時期が読めるお金を、
一体どうやって持っていればいいのだろう。
最近、そんなことを考えています。
老後のためのお金は、
使う時期が決まっていません。
いつからでも、
いつまでも、調整がききます。
暴落した年があっても、
調整をしていけるお金。
時間で待つことができるお金。
でも、
使う時期が決まっているお金には、
その逃げ場が、ありません。
その日に、確実に、
そこにあってほしい。
だから、
増やすことよりも先に、
減らさず届けることが、
大事だと思います。
具体的に、考えてみます。
たとえば、
来年子どもが生まれるとします。
公立で通ったとして、
小学校から高校までの養育費は、
だいたい600万くらいと、
よく言われています。
その600万が、
生まれる前から、
手元にあったとしたら。
まず、
小学校に上がるまでの、最初の6年。
その6年で、教育資金を使って
ナスダックを運用するのは、
私は、違うのではないかと思っています。
6年あれば、
上がるかもしれません。
でも、
暴落して、
戻らないかもしれない。
一番早く使う分が、
そのときに減っていたら。
取り返しが、つきません。
でも、だからといって。
600万を、全部、
定期預金に入れておくのも。
あまりにも、
もったいない気がしませんか?
ここで、
少し、揺れます。
そもそも、600万は、
一度に使うわけではありません。
養育費は、
小学校から高校まで、
長い時間をかけて、
少しずつ、出ていきます。
一番手前で使う分は、
数年後。
いちばん最後に使う分は、
十数年後。
手前のお金は、
時間がないから、
リスクを取れません。
でも、
ずっと先に使うお金は、
それなりの時間を、
味方につけられる。
同じ600万でも、
出ていくタイミングによって、
意味合いが変わってくるのです。
だから私だったら、
半分くらいを、
5年の国債で運用したいと思います。
最初に使う分として、
最低限の利子をもらいながら、
確実に、そこに置いておく。
残りの半分は、
オルカンのような、
株式の中では比較的分散された
インデックス投資で、運用しながら、
少しずつ、
切り崩して使っていくかな、
と思ったりします。
国債は、
最初に使う分として、5年後に
満期を迎えて戻ってくる。
オルカンのほうは、
もう少し先に使う分として、
時間を、味方につける。
当然オルカンでも、
大きく下がる可能性はあります。
それでも、
ナスダックのような集中投資よりは、
分散されているぶん、
私は比較的向き合いやすいと感じています。
私はそうやって、未来に使うお金に対して
目的と、時間の長さに応じて
対応していきたいと、
思っています。
ただ、これには、
正解は、存在しないと思っています。
「もし下がっていても、
そのときは何とかできる」
そう思える人も、いれば。
「使うと決めているお金だから、
確実な国債くらいが、ちょうどいい」
そう思う人も、います。
同じ600万でも、
その人の余力や、
性格によって、
正解は、変わってきます。
養育費の話は、
あくまで、一つの例です。
でも、
同じ考え方は、
どんなお金にも使えると思っています。
住宅の頭金も。
車の買い替えも。
老後のための資金も。
私は今、
生活防衛資金を、500万円ほど、
確保しています。
そのうち、300万円については、
ずっと、悩んでいました。
現金のままでは、
機会損失な気がする。
でも、
株に回してしまうのは、
防衛資金としては、違う気がする。
もちろん、
大きな暴落のときには、
追加の投資資金にするつもりですが。
そこで、
時間軸で考えてみたら、
どうだろう、と思ったのです。
すぐに使う予定はないけれど、
いつか使うかもしれない300万円を、
国債のような形にしておく。
そう考えていたときに、
ふと、気づきました。
これは、
使う時期が決まっているお金にも、
そのまま使える考え方だと。
むしろ、
養育費のように、
いつ使うかが、
もっとはっきりしているお金のほうが。
もっと上手に、
運用していく方法があるのかもしれません。
そのお金を、
いつ、
なんのために使うのか。
それがわかれば、
どう置いておくべきかも、
見えてきます。
利回りが高いから。
みんなが、おすすめしているから。
そういう理由で、
手段のほうから選んでしまうと。
どこかで、
ちぐはぐになる。
先にあるのは、
いつも、
目的のほうです。
いつ、
なんのために使うのか。
それに合わせて、
手段を選んでいく。
お金の置き方も、
きっと、
そういうことなのだと思っています。
手段と目的のお話は前回にも
少しお話をしました。
全てのものに、
それが目的なのか手段なのか、
それを考えるべきだと
私は思っています。
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