NISA制度は国が、
「長期・積立・分散なら、
比較的安心して続けられる」
と考えた投資商品を、
非課税で購入できる制度です。
そして、
その「つみたて投資枠」には、
ひとつの前提があります。
毎月コツコツ、
積み立て続けること。
私はこれを、国が
「この歩き方なら、比較的転びにくいですよ」
と整備してくれた道なのだと思っています。
その、毎月定期的に積み立てる投資手法。
それが、ドルコスト平均法です。
株式は、
上がる時もあれば、
下がる時もあります。
当然、
一番安い時に買えれば、
それが一番良い。
しかし、
それは誰にも分かりません。
買ったその日が天井で、
そのまま下がり続けるかもしれない。
だからこそ、
高い時も、安い時も、
同じペースで買い続けるのです。
淡々と、毎月。
そうすることで、
値段の波に飲まれにくくなります。

一度設定してしまえば、
あとは機械が動いてくれます。
感情は、いりません。
「今月は下がっていて怖い」
「今月は上がりすぎていて嫌だ」
そういった気持ちが入り込む余地を、
仕組みそのものが減らしてくれる。
高い波も、低い波も、
少しずつ均してくれる。
それが、
ドルコスト平均法の強みだと思っています。
新NISAのつみたて投資枠では、
毎月10万円、
年間120万円まで積み立てることができます。
また、ボーナス月設定を使えば、
一か月で、
120万円近くを一気に入れることもできます。
年単位で見れば、
それもドルコスト平均法のひとつの形なのかもしれません。
ただ私は、
国が本来イメージしていたのは、
「毎月コツコツ歩いていく道」
なのではないかなと思っています。
もちろん、
どちらが良いかは、
人によって意見も変わってきます。
長期で、分散された投資であればあるほど、
このドルコスト平均法は、
力を発揮しやすいと私は思っています。
理論上は、
「早く相場に乗った方が期待リターンは高い」
とも言われています。
実際に、
年始に一括で入れた人の方が、
結果的にリターンが大きかった年もあります。
その逆もあります。
しかし、
これから先、
何十年という長い時間、
投資と付き合っていくのであれば、
それは、
誤差とも言えるのかもしれません。
だからこそ、
数十年間、無理なく。
やめることなく。
続けられる方法で、
一歩ずつ歩いていく。
それが、
何より大切なのだと思っています。
投資で一番よくないのは、
途中でやめてしまうことです。
何十年という長い時間、
雨の日も、
雪の日も、
時には強い風の日もあると思います。
それでも、自分の歩ける速さで。
転ばないように。
無理をしすぎないように。
少しずつでも、
歩き続けていく。
私は、それが長期投資なのだと思っています。
歩き続けていれば、
時には、
大きな雨の日もあると思います。
そんな時は、
少し傘を広げて。
木の下で雨をしのぎながら。
それでも、
また少しずつ歩き続けていけるといい。
私は、そう思っています。
※ドルコスト平均法については、 こちらのサイトがとても分かりやすくまとまっていました。
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